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# vol.9平成19年 10月6日号
2007/11/06 12:13

今回は7名の参加で、体験者の出席はありませんでしたが、参加者の月齢が比較的近く、一般的な離乳食の始め方や進め方、除去しながらの離乳食の進め方について、質問が多く出ていました。

 
 
乳製品、大豆を除去中。そろそろ離乳食を始めたい。どのように始めたらいいか知りたい。
現在7ヶ月。本人がとても欲しがるまで与えなくてもいいと聞いたことがあるが…?
 
(kさん)
本人が欲しがるまで与えなかった。10ヶ月から始めた。欲しい時は手で食べるようになった。発育には特に影響ない様子。
 
(先生)
個人によって進め方、食べたがるものが違う。
遅くても構わないが、最初から硬いものは丸飲みするクセがつきやすいので初めはトロッとしたもの、除々にカボチャやイモ類のようなベタつくものにして行くと良い。
 
 
バナナで点滴を受けるほどの強いじん麻疹が出た。現在1歳。離乳食が同じメニューになりがち。何を食べさせて良いのか困る。
・ほとんど野菜とおかゆが中心。
・肉魚類は先生の助言のもと、進めた。
・米が食べられなかったのでイモ類を回転させている。
たんぱく質は摂る必要があるか?魚や肉なども食べさせたいが不安…。
 
(先生)
1歳まではそんなに必要無い。むしろカロリーの方が必要。たんぱく質は1歳過ぎたら必要になってくる。運動量が増えてくると筋肉を作るのにたんぱく質が必要となり摂取しないと自分の体内にあるたんぱく質をどんどん消費するので補う必要がある。
幼児期では積極的に与える必要はないが、助走期間だと思って3~4日1回与えれば良い。

肉類では何からはじめたら良いか?
 
(先生)
鶏肉が一番出やすい。牛・豚肉は比較的出にくいが、いずれも個人差がある。
決まった法則は無く、牛肉も3~4日に1回ぐらいのペースで良い。
 
 
野菜や果物で気をつけた方が良いものがありますか?

玉ねぎでも発疹が出たような時があった(体調が良くなかったことも影響したかも)
サツマイモやサトイモなど以前はなんとも無かったのに、急に発疹が出たり、肌の調子が悪くなったことがある。同じ食べ物は続けないほうが良さそう。
 
(先生)
何においても個人差がある。他人に出なかったからといって自分の子に全くでないと言う訳ではない。トマト、きゅうりでも出る子もいたが、強く出ることは無い。
大豆・空豆(但し、グリンピース、インゲン豆などのグリーンの豆ならOK)・ゴマ(特にすりゴマ、ごま油は吸収されやすいので×)には注意が必要。
果物ではバナナ・メロン・イチゴ・キウイ・モモ・パイナップル。これらは口腔アレルギー症を起こしやすい。果物に含まれるたんぱく質分解酵素がアレルギーを引き起こすが、直接アトピーの原因にはならない。
 
 
離乳食を3回食にしているが、おやつは必要か?(11ヶ月)
 
(先生)
要る。基本的に乳児期にはあまり必要がないと思うが、運動量が増えてくると食事だけではカロリー不足になってくる。母子手帳にも「おやつを与えているか」言う項目もあるし、必要だと思う。
 
 
商品原材料の欄外に「製造過程で大豆、卵などを扱っている」などの表示があるが与えないほうが良いか
 
(先生)
実際どのくらい影響しているのか分からないので何ともいえない。
 

卵アレルギーがあり、Aカット米使用中。最近ジャガイモでも症状が出たので主食はカボチャ・サツマイモ・Aカット米でローテーションしているが、なかなか難しい。
 
(先生)
最終的にお米が食べられない子はいないので、頑張って下さい。
 
 
アレルギー反応の「咳」は風邪の「咳」と区別がつくか?普段でも咳をすることがあるが…。
 
(先生)
発赤→発疹と同じようにだんだん激しくなりそのうち引いていくが、風邪の咳とは全く異なる。親でも聞いていて(見ていて)判断がつく。
 
 
その他…耐性導入をしていて良かったこと
 
・他院では薬(ステロイド系)で抑えてしまうが、耐性導入で除々に食べられるようになってきた。肌も良くなってきているのが何よりも良かったと思う。
 
・最初はよその皮膚科で診てもらっていたが、薬を塗っても良くならず、1歳になっても良くならないので当院を
・紹介され受診した。除去し始めて確実に症状が良くなってきた。
 
・一進一退だけど確実に良い方向に向かっているのがうれしい。
 
・薬(漢方)も塗り薬も要らない位良くなってきている
 
 
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<参加者紹介>
今回新しく参加した方々を紹介します!
 
S.Tクン(6ヶ月)
こちらには生後1ヶ月検診よりお世話になっております。
症状は軽いほうです。早く食べられるようになって欲しいですが、あせらず、気長に治療していきたいと思っております。
よろしくおねがいします。
 
S.Sクン(9ヶ月)
2ヶ月より顔の赤みや湿疹がありましたが、乳児湿疹と思い込んでいました。
離乳食が始まり、バナナとヨーグルトを食べ蕁麻疹が出てから、やっとこちらにお世話になり、今は卵・牛乳の除去と耐性導入を始めたところです。
最近バナナで蕁麻疹が出て点滴したり、耐性導入が通らなかったりへこむ時もありますが、圭吾のペースで少しずつでも良くなるようにがんばりたいと思います。
「たい」の会でみなさんとお話して、元気が出ました。これからもまたいろいろ相談させてください。
よろしくお願いします。
 
H.Mちゃん(3歳)・Sクン(1歳10ヶ月)
転勤族のため2年毎に引越ししています。
上の子は海田町に住んでいる時に生まれ、次に転勤した岡山で下の子が生まれ、去年3月まで岡山にいました。離乳食を始めた頃から湿疹が顔にでき始め、卵を食べさせた頃に頭皮がかさぶただらけになったので、小児科を2ヶ所ほど変えたのですが、アトピーとは判断されず昨年4月安芸区に転居となり小児科に行ったところ、初めてアトピーといわれました。
そこでは血液検査をしてもらい、チーズ、牛乳、卵白がアレルゲンだと言われ栄養指導などは行ってもらえないので、勝手に本を読んで除去を始めました。
上の子は何でも食べられるので下の子が欲しがるがかわいそうですが、坂谷先生を近所の方に教えて頂いて少しずつ食べられるようになってきています。
 
O.Kクン(11ヶ月)
今年の1月から通院し、現在も乳・卵・大豆・小麦を除去しています。
最初の頃は塗り薬と漢方を併用していましたが、今では薬を使用しなくても済むぐらい良くなってきました。
一進一退でまだどれもゴールに辿り着いていませんが、確実に良くなってきているのは実感しています。
「たい」の会には今回で3回目の参加でしたが、同じような悩みや不安を持ったお母さんたちと話ができ、不安解消の場となっています。先生も色々な質問に親切に答えて下さるので感謝しています。
まだまだ先は長そうですがこれからも頑張りたいと思います。
K.Iクン(10ヶ月)
生後3ヶ月から通院を始め、現在は卵、牛乳、小麦を徐居中です。
今までわりと順調に耐性導入進んできましたが、最近は一進一退という感じです。
以前より肌もきれいになりましたが、まだまだ油断できません。
除去食生活にも大分慣れてきましたが、離乳食作りに少し悩み中です。
「たいの会」で皆さんと情報交換しながら頑張っていきたいです。

K.Kクン (10ヶ月)
卵、牛乳、大豆、小麦、とり肉を除去しています。
卵は1/8000からスタートし、8月にゆで卵1/2をクリア。
次に半熟の1/265個をスタート、1/8で反応してしまってます。
牛乳1/2048,000からスタートし、1/32で反応、なかなか進まず。
大豆 豆腐1.25mm角4個からスタートし、揚げパン16gまでクリア。
小麦 そうめん8mmからスタートし、256mmまでクリア。
とり肉 ひき肉1/4さじからスタートし、1/2さじをクリア。
最近特に変わったものを食べたわけではないのに顔の湿疹がひどくなったりして困ってます。
何がいけないのかわからないのがツライです。けど、よくなることを信じてがんばります!!!

S.T(ただいま10ヶ月です)
1ヶ月で血便がつづき、顔の湿疹がどんどんひどくなっていき途方にくれていましたが、2ヶ月半からさかたに先生に診ていただいて今ではレルギーなの?と不思議がられるくらいになりました。
まだ、米・小麦・大豆・卵・牛乳を除去中ですが、耐性導入でスキップアップしていっているのでうれしいです。
最初は何を食べてもかゆかゆになり、母乳なので「母ちゃん食べるものなくなるじゃん、とブルーになっていましたが、子供のかゆかゆプチプチがすくなくなるのをみてなおるぞ、がんばろう!!と思えるようになってきました。
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# vol.8平成19年 7月7日号
2007/07/07 20:52
たいの会の様子今回は計10家族が参加され、部屋がいっぱいになりました。

今年から治療を始められたひとも多かったのですが、すでに治療を終えられた方、上の子が耐性導入の治療済みで二人目のお子さんの治療中の方もいらっしゃってご経験を活発に発言し、アドバイスされました。


(Mさん)<一人目の子は今は何でも食べられる。>


一人目のときは米、小麦が除去の上で、さつまいもも駄目でもっぱらじゃがいも中心の生活だった。今も大変といえばそうですが、そこまでやったので二人目の今は余裕をもって育てています。加工食品で油は植物油と書いてあるものではなく、具体的に素材を明記してあるものを買っていました。

(先生)米・小麦両方は大変だ。どのくらいで飽きましたか?

(Mさん)いもは一週間で飽きました(笑)。

(Nさん)一人目の子は今は何でも食べられる。
二人目は「あれもこれも食べられない」ではなく「それしか食べられない」と考えて日々をすごした方が楽だった。よい方に思うようにした。
外食もしたい気にはならなかった。
逆に野菜好きになった。

※2人目はアレルギーになりました?
→結局2人目(現在10ヶ月)も出たが、一人目より出方が遅かった。発疹の出方も違う。(中島さん)

※子供の発疹など…どう見ていけばいいのでしょうか?
→気づいたことをメモし、先生に報告する。報告していけば、だんだんとわかってくるようになった。(中島さん)

(TOさん)<最近、限界値を始めたばかり>
うつぶせで寝ていると、顔が赤くなるので湿疹かどうかわかりにくい。入浴後もそうです。見るタイミングでころころ変わる。《これは、限界値検査のときなどの話です》

(Tさん)
症状を書き留めて行くうちに目立ったことだけを注意していればいいことがわかってきた。いろいろ経験していくうちにわかるようになる。


(先生)
食べてどれぐらいで出てきたかが重要!
タイプには大きく分けて特異的反応と非特異的反応がある。
「特異的反応」は何らかのアレルゲンを食べてすぐでる反応。
「非特異的反応」は体を温かくしたときなどにでる反応。
食べたときと食べないときの比較、食べる前と食べた後の比較、昨日お風呂に入ったときと今日、食べてお風呂に入ったときの比較などなど、すべて比較、比較で見ていきます。最初はわかりにくいが、ひとつわかると後の食べ物のときはずっとわかりやすくなります。


(Tさん)
赤くなったことに対して神経質にならないことが大切!
自分の子も最初汗をかかなくて心配だったが、2歳になってから肌からぐっと良くなってびっくりしている。
→アトピーの肌の弱い子は汗が出にくいのは確か(先生)

※よそのおうちに呼ばれたとき、お茶受けなどでなにか出されたとき、この子はアトピーだから○○が食べられないとはとても言いにくい。

(Tさん)
あらかじめ、何か出されることが予想されていたら、こちらでなにかアレルギー用の手作りのお菓子などを持って行くようにしていました。だって、こちらが食べられるものがなくて、相手だけが食べるわけには行かないので相手も食べられないと気まずくなる。こちらがアレルギー用のお菓子を食べていれば相手も気兼ねなく食べられる。アレルギーということで相手も決して失礼だとはおもわない。出されたケーキなどはいただいて帰り、主人などに食べてもらえばよい。

※実にいい対策です。アレルギーの先輩からのベスト・アドバイスです。

※旅行するときでも、あらかじめ何と何のアレルギーがありますが、対応できますか、と聞いて対応できるホテル・旅館を選ぶ。今では基本的なアレルギーに対しては対応してくれるところが多い。米や小麦など対応が難しいものについてはこれこれのものはこちらで用意しますから、それで調理をお願いしますと言えばよい。

(Nさん)
うちは日本料理のお店をやっているのですが、この間患者さんの○○さんのお父さんのお祝いで家族がパーティーを開くことになりうちに来られたのです。うちは日本料理の専門ですから、問題となったのは、アレルギー用の醤油です。主人がこれはとてもうちでお出しする料理には使えないということで、結局ポピー薬局から3種類の醤油を取り寄せて、それを適当な割合でブレンドして大豆醤油に近い風味にして使い、喜ばれました。

※やはり料理のプロは違いますね。

※アトピーの子は腸内環境が良くないの?便の回数が多いのが気になります。
ヤクルトのLG・・・菌というのはいいのでしょうか。

(先生)アレルギーをよくするのに腸内環境が重要だというひともいる。乳酸菌の中でいいと言われる菌を推奨したり、いい乳酸菌を育てるとされる、オリゴ糖を推奨するひともいるが、言われるほどの効果は聞いたことがない。直接、限界値を上げるほうが遙かにいい。

便の回数は低月齢の子は多い。5、6回は普通と考えて問題ないでしょう。
逆に便秘の方が体調が良くない。食べたものは24時間以内で出すのが望ましい。


※妊婦中にある食べ物を除去してきました。その所為で子供が小さくなったのでしょうか?
→体質的なことで、除去食との関連性は薄い(先生)

※妊娠中に除去食をすべきなんでしょうか?

→妊娠中は免疫抑制物質が働いているので、食べても食べなくても胎児には影響は無い。
産まれてからは抑制物質が無くなるので、気をつけなければならない。
あるアレルゲンに対して、早く出れば出るほど、そのアレルギー反応が強いものになる(先生)


※産まれてからはどう対処すべき?

→湿疹が出てから除去食などの治療をしていけばOK。早期治療が早期回復につながる(先生)

※栄養学的に牛乳は必要なの?

→野菜からとれるカルシウムで十分。本当のところカルシウムがどれだけ必要なのかはわかっていない。(先生)

※大豆除去の場合、どんな豆類を除去していいのか分かりません。
→豆はたんぱく質が多いかどうかでアレルゲンになりやすいかそうでないかが決まる。緑色をした豆はそれほど多くない、ただしそらまめは別。黒豆は大豆の一種です。大納言とか金時豆とかは小豆と一緒で炭水化物が主成分の豆でまず大丈夫。ピーナツは強力です。
(?さん)アメリカではピーナツアレルギーの人がキスをしてアナフィラキシーになったと聞いたことがあります。

(Tさん)他の子と遊んだだけで湿疹になったことがある。その頃はいろいろな原因で悪化していてなにが悪いのか、さっぱりわからないときもあった。


コーヒー豆、小豆などは糖類が多いのでアレルゲンになりにくいが、そらまめ、ナッツ類などはたんぱく質が豊富に含まれているため注意が必要(先生)

※親戚や、会社の上司などの家に招かれたときどう対処したらいいのか?

→食べれるものを自ら持っていく。言えそうな相手なら前もって言っておくのもひとつの手

(?)先生、小麦のアレルギーの場合麦茶も駄目ですか?

(先生)原材料は大麦です。大麦と小麦はアレルギー的にはほとんど同じですから、もちろん、駄目です。五穀茶とか十六茶とか、ミックスされているものも駄目です。ただし、微量の場合は症状が気がつきにくいかもしれません。

(Nさん)私も麦茶に注意しないまま飲んでいて、あるとき先生に言われて「ハッ」としたことがあります。今では笑い話です。


新しいひとの中から役員を二人追加して、仕事の引継をしてもらいました。
今日は古くからのお母さんが耳よりの経験、情報を言ってくださり、明るく活発な雰囲気でした。次の会合は未定ですが、八月か、九月の早い時期にもしたいと思います。

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# vol.6平成18年 11月25日号
2006/11/25 22:13
11月25日(土)に6回目の会合がありました。4名の出席で少なめでした。うち3人の方が初めての参加でした。
 
 
***会の内容***
 
1. お風呂から出たら痒がります。どのようにしたらよいのでしょうか?
→お湯の温度
○熱湯(絶えられる程度)のシャワーを浴び、感覚をなくす。
(子どもには向かない。)
○ぬるいシャワー
(血管の収縮がない。刺激が少ない。)
○熱い湯
→冷水と何度か繰り返すことにより、血管の収縮を抑えることでかゆみもなくなり、湯冷めもしなくなる。
(熱いお湯に当たることで血管が広がる。次に冷たいお湯に当たることで、血管の一部が細くなる。その細くなったところに、白血球が留まり皮膚に放出されることでかゆみが起こる。血管の細いところと太いところがないようにしてやることで、かゆみを抑えられるので、この方法は効果的であるとのこと。関節などの曲がるところは、血管も曲がっていて白血球のだまりができるので、アトピーが出やすかったり、最後まで残ったりする。)
↑冷水があまりに冷たいと子どもが泣くので、5度くらいの温度差があればよいのではないか?という意見もありました。
 
2.湿度は大切か?
○加湿機などで、加湿することは乾燥を防ぐので効果的である。
(多くの方が加湿機等で加湿をし、尚60パーセントくらいを維持しているようである。)
○保湿することでかゆみを防ぐということから、かさかさしたところに塗るには何がよいかという質問もあった。
(ワセリン、ヒルドイド、セラミドなどがよいのではないか?)
 
3. 授乳中(母乳)で除去食をしているお母さんのなやみ。食べられるものが限られる。
○さつまいも、かぼちゃ、根菜類、白身の魚くらいしか食べられるものがない。ちょっと小腹がすいて、つまむものもないので困る。しかも同じ品目を続けて食べられないのも悩みの種。
(子どもの離乳食が始まり、1歳ちょっとまでが一番大変。断乳し、子どもも少しずつ食べられるものも増え始めて楽になってくると先輩お母さんからの声がありました。)
(4回転くらいのローテーションのメニューがちょうどよい。)
 
→長期で旅行に行く予定だが、離乳食はどうすればよいか?
○ごはん(Aカット米)に色々な野菜などを混ぜてチャーハンや炊き込みご飯などを作り冷凍して持っていく。
○アレルギー用のベビーフード(キューピー)などを持っていく。
(実際にその子が食べられるか、事前に試しておく必要がある。)
○黒糖フークレー(ヤマザキパン=蒸しパン)をあたえる。
(卵が使用されていない。)
○バナナなどをあげる。
(母乳やミルクもあげているような月齢であれば、ビタミンやカルシウムといった栄養をそこまで考えなくても大丈夫です。)
 
4.インフルエンザの予防接種について。
○卵アレルギーがひどく接種させていない。
(ほとんど大丈夫です。さかたに小児科ではワクチンの量を減らすなどして、打っているそうです。)
 

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# vol.5平成18年 9月30日号
2006/09/30 02:31
vol.5
平成18年 9月30日号
9月30日(土)に、5回目の会合がありました。7人の参加は過去最多です。
すでに耐性導入のコースを終わって自力の耐性導入をしている方、食事制限がなくなった方、耐性導入をはじめたばかりで不安な方とさまざまです。

 **会の内容報告**

 1. 耐性導入のコースの最後に近づくと食べたがらない、指定された量を食べきらない。
という悩みが出てきます。(除去食治療だけの方からするととてつもない、贅沢な悩みです。)
揚げパンは脂っこいし、パサパサしているので食べにくい。
 →スープでやわらかくして食べる。(油浮きするので見た目が悪くなるが・・・。)
 →シロップでふやかして食べさせる。(メイプルシロップ、ナタデココのシロップ など)
卵焼きが多くなってくると嫌がってたべない。
→出し巻きのように、煮汁をたくさん入れて焼く。
  自分自身で体に合った量を食べているので、無理強いをしないで、途中で止めればまた時間をお いて食べさせてあげる。玉子焼きは、しっかり焼いたのと半熟ではアレルギーの出る値が違ってくるので、火はしっかり通して食べさせましょう。溶き卵のときは10分から15分間100℃にしているのに較べて、フライパンにかけたり、ウドンや汁物に容れるとすぐ固まるけれど、火はあまり通っていないことに注意しましょう。まず溶き卵と水を火にしっかり通してから具材を混ぜましょう。
#牛乳・卵は食べて喉が痒い、痛いという口腔アレルギー反応が出た場合はかなり重度のアレルギーにつながることがあります。この点、果物で出る口腔アレルギー症とは違います。

2. これから乾燥の季節ですが、お風呂につけると掻き傷が痛くて入るのを嫌がるこどもがいます・・・
 →お風呂の水に重曹をひとつかみ入れてみましょう。しみにくくあがった後も保温効果があります。
  塩でも良いのですがあがった後にべたつきます。
Q:なぜ重曹がいいのですか。
A:真水は目にしみます。海水も目にしみます。ところが薄い塩水である、涙は目に浸みません。お風呂の水も真水だと皮膚に刺激感がありますが、ちょうどいい、塩加減にすると刺激感がなくなります。傷にもしみません。お風呂に入れるのはだから、塩でもいいのですが、少々べたつきますから、体が温まり血管拡張効果がある、重曹を勧めています。

 3. 誕生日ケーキはどうしたらよいですか?
 →インターネットで除去したケーキを買う。(少し高めですが見栄えがいいので子供は喜びます。)   少し大きめのゼリーを作り食べられる果物を入れる。(キューイ・バナナ・パイナップル・メロンはアレルギー物質が高いので避けましょう。) でも、ここに通っている人たちのお子さんはまだ、ケーキに興味がないうちに卵、牛乳を食べられるようになる子が多い、という話も出ました。
 
4. まとめ
さかたに小児科では3歳ぐらいまで(幼稚園をあがるのを目安)にすべてを食べられるように進められています。アレルギーは食べる物が制限されているので、レパートリーが決まってきてしまいます。そのためかあまり目新しいものを食べなくなります。が、大きくなるにつれて好き嫌いがなかったり、舌が薄味に慣れたりと体にはとてもよいことに繋がっていきますので、今は子供にあった良い方法を、先生と相談しながら考えて行きましょう!!
 会に参加された方に、200円(お茶・コピー代)を集めさせて頂いています。ご協力よろしくお願いします。また、お子様と一緒にお話をしていきますので、お母さんの都合が良ければ是非悩みなどを話しに来てください。たくさんのご参加お待ちしています。

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# vol.4平成18年 7月15日号
2006/07/15 02:22
7月15日(土)に、3回目の会合がありました。
今回は連休前と言う事で、少し参加人数が少なかったです。
全員で3名の参加でした。アットホームな感じで会が進んで行きました。
 
    *会の内容報告**
1.おすすめレシピ
→万能スープを教えてもらいました。レシピは、最後に載せます。
    マヨネーズ★
ジャガイモ蒸し煮 150g  コーン缶  50g  生たまねぎ  1/8個25g
 りんご酢  100CC(うち大さじ1はレモン汁でも) (使える)油 大さじ3
 塩  大さじ1/2はちみつ   大さじ1/2(こしょう、からし)
    野菜類をフードカッターにかけて、なめらかにする。
    調味料も加えて、さらに回す。
    小瓶2個に分け、冷蔵庫へ。日持ちする。
    マヨネーズ和え★
白練りゴマ(絹ごしタイプ) 大さじ1  白味噌またはしょう油 小さじ1
酢  大さじ1  はちみつ 小さじ1/4
①上記を溶いて、野菜を和えるだけ。
    ケチャップ★
トマト(または金時人参) 150g 梅干し 大1個 水1/4カップ 
酢 1/3カップ 塩 小さじ2 はちみつ 小~大さじ1
あれば、オールスパイス パプリカ、ナツメグ、こしょう
    塩をまぶした人参と梅干をやわらかく煮る。
    調味料を加え、フードカッターに分ける。
    小瓶で冷蔵する。
 
2.食べ物について
→鶏、豚、牛の順番で、アレルギーが起きやすい。卵の好き嫌いは、全体の1/ 4です。食べさせるときは、工夫をして食べさせましょう。しいたけ、こんぶ、かつお・いりこ・煮干の順番でアトピーが出にくいので、子供が食べられるものから、試して行きましょう。食べられるようになって、自己血が卒業しても、まだ食べ物をすべて克服したわけではないので、サバ、ピーナッツ、そば等は順を追って食べて行きましょう。刺身は、個人差があります。ピーナッツの誤飲は気を付けましょう!!
 また、飲み水を変えると体内が浄化されて良いと、言われているが、それよりも家の環境が一番大事です。
 
3.アトピーの子は喘息になる子は少ない
 
4.妊娠したときの対処方法
→妊娠した時に、牛乳・卵を摂り過ぎるとアトピーになりやすいと言われています。しかし、実験した結果、出産して母乳を与えるときに、牛乳・卵を控えると良い。
 
5.アトピーの季節
→今年は、長く寒い時期が続いたので、4・5・6月がアレルギーの子の受診が多かった。暑くなってくるとアレルギーは改善方向に向かうようです。昔に比べ、アレルギーの子供は減った。
 子供の人口が減ってきたのも原因だし、除去食・除去ミルクが増えてきているおかげでもある。
また、この季節は虫などの虫刺されに悩まされます。スプレーは気持ち程度にしか…。そこで試していただきたいのが、坂谷先生に出してもらっている、ワセリンまたは、混合の塗り薬を使ってみて下さい。あまり虫が寄ってきません。個人差があると思いますので、絶対ではありません。蚊は、汗と体温で寄ってくるという事なのでまめに汗を拭いてあげましょう。
 
6.まとめ
 アトピーはさかたに小児科を卒業しても、完全ということはなくこれからも付き合っていくことでしょう。年齢とともに症状が落ち着いてきますが、何かのきっかけで出てくることもあるかもしれません。今回入院して、ご飯に困ったという意見が出てきました。病院にお願いしても思ったようにご飯は出てこず、結局除去して食べさせたと言う事でした。幼稚園・保育園・小学校と、給食が出てきますので、子供にあった対応をしていきましょう。

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