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# vol.5平成18年 9月30日号
2006/09/30 02:31
vol.5
平成18年 9月30日号
9月30日(土)に、5回目の会合がありました。7人の参加は過去最多です。
すでに耐性導入のコースを終わって自力の耐性導入をしている方、食事制限がなくなった方、耐性導入をはじめたばかりで不安な方とさまざまです。

 **会の内容報告**

 1. 耐性導入のコースの最後に近づくと食べたがらない、指定された量を食べきらない。
という悩みが出てきます。(除去食治療だけの方からするととてつもない、贅沢な悩みです。)
揚げパンは脂っこいし、パサパサしているので食べにくい。
 →スープでやわらかくして食べる。(油浮きするので見た目が悪くなるが・・・。)
 →シロップでふやかして食べさせる。(メイプルシロップ、ナタデココのシロップ など)
卵焼きが多くなってくると嫌がってたべない。
→出し巻きのように、煮汁をたくさん入れて焼く。
  自分自身で体に合った量を食べているので、無理強いをしないで、途中で止めればまた時間をお いて食べさせてあげる。玉子焼きは、しっかり焼いたのと半熟ではアレルギーの出る値が違ってくるので、火はしっかり通して食べさせましょう。溶き卵のときは10分から15分間100℃にしているのに較べて、フライパンにかけたり、ウドンや汁物に容れるとすぐ固まるけれど、火はあまり通っていないことに注意しましょう。まず溶き卵と水を火にしっかり通してから具材を混ぜましょう。
#牛乳・卵は食べて喉が痒い、痛いという口腔アレルギー反応が出た場合はかなり重度のアレルギーにつながることがあります。この点、果物で出る口腔アレルギー症とは違います。

2. これから乾燥の季節ですが、お風呂につけると掻き傷が痛くて入るのを嫌がるこどもがいます・・・
 →お風呂の水に重曹をひとつかみ入れてみましょう。しみにくくあがった後も保温効果があります。
  塩でも良いのですがあがった後にべたつきます。
Q:なぜ重曹がいいのですか。
A:真水は目にしみます。海水も目にしみます。ところが薄い塩水である、涙は目に浸みません。お風呂の水も真水だと皮膚に刺激感がありますが、ちょうどいい、塩加減にすると刺激感がなくなります。傷にもしみません。お風呂に入れるのはだから、塩でもいいのですが、少々べたつきますから、体が温まり血管拡張効果がある、重曹を勧めています。

 3. 誕生日ケーキはどうしたらよいですか?
 →インターネットで除去したケーキを買う。(少し高めですが見栄えがいいので子供は喜びます。)   少し大きめのゼリーを作り食べられる果物を入れる。(キューイ・バナナ・パイナップル・メロンはアレルギー物質が高いので避けましょう。) でも、ここに通っている人たちのお子さんはまだ、ケーキに興味がないうちに卵、牛乳を食べられるようになる子が多い、という話も出ました。
 
4. まとめ
さかたに小児科では3歳ぐらいまで(幼稚園をあがるのを目安)にすべてを食べられるように進められています。アレルギーは食べる物が制限されているので、レパートリーが決まってきてしまいます。そのためかあまり目新しいものを食べなくなります。が、大きくなるにつれて好き嫌いがなかったり、舌が薄味に慣れたりと体にはとてもよいことに繋がっていきますので、今は子供にあった良い方法を、先生と相談しながら考えて行きましょう!!
 会に参加された方に、200円(お茶・コピー代)を集めさせて頂いています。ご協力よろしくお願いします。また、お子様と一緒にお話をしていきますので、お母さんの都合が良ければ是非悩みなどを話しに来てください。たくさんのご参加お待ちしています。
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# vol.4平成18年 7月15日号
2006/07/15 02:22
7月15日(土)に、3回目の会合がありました。
今回は連休前と言う事で、少し参加人数が少なかったです。
全員で3名の参加でした。アットホームな感じで会が進んで行きました。
 
    *会の内容報告**
1.おすすめレシピ
→万能スープを教えてもらいました。レシピは、最後に載せます。
    マヨネーズ★
ジャガイモ蒸し煮 150g  コーン缶  50g  生たまねぎ  1/8個25g
 りんご酢  100CC(うち大さじ1はレモン汁でも) (使える)油 大さじ3
 塩  大さじ1/2はちみつ   大さじ1/2(こしょう、からし)
    野菜類をフードカッターにかけて、なめらかにする。
    調味料も加えて、さらに回す。
    小瓶2個に分け、冷蔵庫へ。日持ちする。
    マヨネーズ和え★
白練りゴマ(絹ごしタイプ) 大さじ1  白味噌またはしょう油 小さじ1
酢  大さじ1  はちみつ 小さじ1/4
①上記を溶いて、野菜を和えるだけ。
    ケチャップ★
トマト(または金時人参) 150g 梅干し 大1個 水1/4カップ 
酢 1/3カップ 塩 小さじ2 はちみつ 小~大さじ1
あれば、オールスパイス パプリカ、ナツメグ、こしょう
    塩をまぶした人参と梅干をやわらかく煮る。
    調味料を加え、フードカッターに分ける。
    小瓶で冷蔵する。
 
2.食べ物について
→鶏、豚、牛の順番で、アレルギーが起きやすい。卵の好き嫌いは、全体の1/ 4です。食べさせるときは、工夫をして食べさせましょう。しいたけ、こんぶ、かつお・いりこ・煮干の順番でアトピーが出にくいので、子供が食べられるものから、試して行きましょう。食べられるようになって、自己血が卒業しても、まだ食べ物をすべて克服したわけではないので、サバ、ピーナッツ、そば等は順を追って食べて行きましょう。刺身は、個人差があります。ピーナッツの誤飲は気を付けましょう!!
 また、飲み水を変えると体内が浄化されて良いと、言われているが、それよりも家の環境が一番大事です。
 
3.アトピーの子は喘息になる子は少ない
 
4.妊娠したときの対処方法
→妊娠した時に、牛乳・卵を摂り過ぎるとアトピーになりやすいと言われています。しかし、実験した結果、出産して母乳を与えるときに、牛乳・卵を控えると良い。
 
5.アトピーの季節
→今年は、長く寒い時期が続いたので、4・5・6月がアレルギーの子の受診が多かった。暑くなってくるとアレルギーは改善方向に向かうようです。昔に比べ、アレルギーの子供は減った。
 子供の人口が減ってきたのも原因だし、除去食・除去ミルクが増えてきているおかげでもある。
また、この季節は虫などの虫刺されに悩まされます。スプレーは気持ち程度にしか…。そこで試していただきたいのが、坂谷先生に出してもらっている、ワセリンまたは、混合の塗り薬を使ってみて下さい。あまり虫が寄ってきません。個人差があると思いますので、絶対ではありません。蚊は、汗と体温で寄ってくるという事なのでまめに汗を拭いてあげましょう。
 
6.まとめ
 アトピーはさかたに小児科を卒業しても、完全ということはなくこれからも付き合っていくことでしょう。年齢とともに症状が落ち着いてきますが、何かのきっかけで出てくることもあるかもしれません。今回入院して、ご飯に困ったという意見が出てきました。病院にお願いしても思ったようにご飯は出てこず、結局除去して食べさせたと言う事でした。幼稚園・保育園・小学校と、給食が出てきますので、子供にあった対応をしていきましょう。

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# vol.3平成18年5月14日号
2006/05/14 00:35
5月14日(日)に、3回目の会合がありました。
今回は「母の日」と言う事でしたが、参加頂き有難うございました。
全員で6名の参加でした。今回もいろいろと悩みが出て、たくさんお話しました。
 
**会の内容報告**
 
1.かくことが止められない
→やはりアトピーにつきものの痒み‥‥。夜寝る時、お風呂に入った時、ご飯を食べる時等、体が温まるとかきます。みなさんは手袋をしたり、タオルで包んだりと、色々されていました。が、子供は痒いので、イロイロ知恵を使ってかきます。で、気付くと流血‥‥。これで両親はかなり悲しくなります。これは、(1)遅発型(2)即時型で違いが出るようです。
 
2.市販のBFが使えません。旅行、おでかけのときにお弁当はどうしたらいいでしょう?という質問が出ました。
→特にこれからの季節の夏場は傷みやすいのでとても困る!
 レトルト食品は限られたもの(キューピーなど)しかなく、みんなかわいく色彩々のお弁当を持って来ています。やはり子供が食べられるものを持って行く。で、特に注意するのが、お弁当箱。必ず消毒して、火を通す。瓶はそのまま煮沸出来るので便利。今は、プラスチックでも電子レンジが大丈夫な商品が出ているので、それを使う。アトピーとは関係なく、下痢をし、食中毒を起こすので、気を付けましょう。保冷剤を入れたり、クーラーボックスに入れたりし、車の中に放置しないようにしましょう。
 
3.果物アレルギー(バナナやいちごでも痒くなる??)
→ 子供が好きな果物でもアレルギーがあるとのこと。メロンは痒みの反応が強い(酵素が原因)。いちごは痒みの元がある。など、果物によって違いがあります。しかし、火を通すことによって酵素が壊れる果物があるので火を通しり、ジャム(いちご等)を試してみましょう。また、食べるよりも(胃の中に入れる)皮膚についたり、吸ったりした方がかぶれ易い。
 
坂谷先生:
三大アレルゲンや五大アレルゲンに較べるとずっと弱いですが、果物の中でも比較的強いアレルゲンになるものがあります。パイナップル、キーウィ、メロンなど正常なひとでも食べていて口の端がシカシカしてくるものがありますが、これは果物の中のタンパク分解酵素のせいです。皮膚の表面を溶かす性質があるので、皮膚からのアレルゲンの侵入を助けます。イチゴは仮性アレルゲン(痒みのもと)をもっていると同時にアレルゲンとしても働くことがあります。酵素は熱に弱いので、イチゴジャム(つまり加熱済み)が食べられるかどうか試して下さい。また、小さいお子さんでは口の周りになすりつけて食べるので口の周りが赤くなりやすいですが、パクっと食べると出ないこともあります。
 
4.子供の症状の判断基準
→耐性導入を進めるに当たって判断がしづらい。先生に何が悪かったのかと聞かれ、分からない。
これは何を食べて痒みが出ているのか?分からない。というのを悩んでおられる方が多かったです。解決策としては、始めたばかりの頃は、大変ですが、細かくメモしておく。母親が食べた物、子供が食べた物、痒みの度合い、時間など細かく書いていきます。そうすると徐々に解り始めてきます。また、先生に判断してもらう。など、第三者に見てもらう。どうしても母親が四六時中一緒に居るので頭の中が混乱してくると思います。が、母親にしか分からないことがあると思いますので子供をしっかり観察しましょう。
 
坂谷先生:誘発症状の見分け方
(1)アレルギー性の悪化か、非アレルギー性の悪化を見分ける。
すでに免疫細胞が住み着いている部位には何の刺激を与えても、すぐ赤くなります。たとえば、体が温まる(入浴、哺乳、布団に入って就眠)、掻く、こするという物理的刺激、日光(紫外線)、ほこりや砂を触る、よだれなど。これが非アレルギー性の悪化です。
非アレルギー性の悪化は単純にいうと軽く、血管拡張によるもので赤みだけ、一過性のことが多い。ただし、元の皮膚の状態が非常にアレルギー性と見分けがつきにくくなります。そのため、ある程度はステロイド軟膏などで皮膚の状態をコントロールして置くことも必要です。
 
(2)目標アレルゲンによるか、それ以外のアレルゲンによるのか
おもわぬ症状が出たときは間違って、あるいは知らない間に目標以外のアレルゲンを食べて出たのではないか、気を付けてみないといけません。
 
(3)比較と判断が大事です。
「母親にしか分からないことがある」というのはとても大事な指摘です。私もお母さんの観察なしには診断できません。食事日誌を付けたり、湿疹の様子はまめに記録して下さい。しかし、お母さんの「観察」の中においても、そのつど判断をして下さい。例え間違ってもいいから、勇気をもって自分なりの判断をしてみて下さい。それによって判断力がつきます。判断の基準は比較です。わからなければ、疑問点を診察時に聞いて見て下さい。
最初はなにがなにやらわからない方でも、繰り返し、観察、比較、判断をするうちにしっかりした見方が出来るようになります。
 
5.情報の取捨選択、薬の使い方
→やはりステロイドは悪い!!ので、使いたくない。と言われます。しかし、子供がすごく痒がり汁が出たり、血を流したり、しているのはもっと辛い。坂谷先生がステロイドを使いましょう。と、おっしゃったときは使いましょう。紙面(新聞・雑誌)・インターネット・周りの(親切な??)おばさんなど色々な情報が入ってくる世の中です。しかし、子供によって症状はそれぞれです。母親が悩んでいると子供のアレルギー反応が強くなります。食べさせられる物があればそれを順番に食べて行きましょう。
 
NYさん
いろんな情報があるけれど公の資料などはアレルギーでも軽い場合の対応方法など、当たり障りのないことや、テレビなどは特異的なものを取り上げていたり、自分の判断ではその情報に振り回されることも多い。さかたに医院に通院している(子どもの実際の症状を見てもらっている)のだから、先生を信じてじっくり治療を続けてみる。必ず良くなる。他院や他の情報を合わせてしていると、経過もはっきりしなくなり、かえって遠回りになる。
 
6.上の子がアトピーだったので、次の子を産むのが心配です。次の子もアトピーになりやすいでしょうか。
 
坂谷先生:
心配はもっともですね。でも、どちらかというと一番上の子がアトピーでも2番目の子の方はアトピーではないことが経験上多かったです。だいたい、数では三対一くらいでしょうか。また、出たとしても次の子のアトピーの方が弱いことが多い。強さは二対一くらいでしょうか。いずれも大まかな感じです。可能性0ではないが、どちらかというと少ない、軽いのであまり心配しないでいいです。案ずるよりは産むがやすし、ということです。
 
NYさん:
もし二人目もアトピーだったとしても、上の子で経験を積んでいるので精神的にはずっと楽に乗り切れると思う。
 
7.その他
1歳を過ぎるとかなり症状が明確になり、子供自身も強くなり、アトピーの症状は落ち着いていきます。また、母乳が良い。と言われて、母乳にしたのだけど‥‥。哺乳瓶は絶対に使いたくない。と言う意見も。飲めるミルク(MA―1、ボンラクト)を料理で使うなど補助食品として使う。と使い易い。(ミルクによっては、仕上がる寸前に入れた方が、臭いがきつくなく食べやすいようです。)などです。また、海水浴は夕方にして、泳いだり、乾かしたりの繰り返しが良い。です。
坂谷先生:
日焼け止めクリームは化学薬品なので湿疹がある部位や起こしやすい部位に塗るのは適当ではない。外出を控えたり長袖、帽子などで日光を避けるほうがよい。紫外線は湿疹に悪いと言われますが、夕方の紫外線はむしろ湿疹を治す作用があるので、海水浴をするときは夕方近くにするとよい。
 
8.まとめ
約2時間の会ですので、是非多くの参加をお待ちしています。皆さん白熱されてとても興味深い内容が盛りだくさんです。特に自己血・耐性導入を始められたばかりの方は今後に役に立つと思います。上記にも書きましたが、アトピーに関して色々な情報があるので、悩んでおられる方が多いと思います。そう言う方のために発足した会ですので、悩みをぶつけてみんなで解決しましょう!次回は、料理もワンパターンになりやすいということで、「おすすめレシピ」をテーマに話し合っていきますので、よろしくお願いします。
 
坂谷先生:
1回目、2回目と治療の間苦しかったことが話題の中心でしたが、一度みんなにうち明けて見るとずっと楽になったのか発言内容が変わってきました。会の雰囲気が明るく、積極的になってきました。今回はお出かけのときのお弁当の話とか、身の回りの困難の解決に向けた話し合い、情報交換が盛んになりました。最近治療を始められたばかりの方も、ほとんど終わった方もひとりで悩まず、どんどん交流されるといいと思います。
 
今回は、日曜日ということで、各自話し合いをしながら、おもちゃを持ってきて皆さんで子供を見ました。ので、子連れの参加も大丈夫です。また、参加者より、お茶代、コピー代などで200円集めさせて頂きます。解りにくい文章ではありましたが、読んで頂き有難うございました。
 
HNさん:
現在、除去食品が多く、それでも顔、特に口の周りの状態がよくならず何が悪化の要因になっているのかが自分で特定できないので、禁止されていない食べ物でも大丈夫だろうかと迷ってしまいます。今が一番しんどい時期で一歳を境にずいぶん良くなるし、原因となる食品もわかってくるときがくるという話を聞いて食べたものを記録しながら、あまり迷いすぎずやってみようと思いました。先輩のお母さんから、周囲からいろいろな情報が入るけど、ひとつに絞ってやった方がよいと言っていただいて、坂谷先生の指導通りに治療をしようと思いました。
 

初めましてお母さん紹介
今回は3名のママの登場で~す!!

HI(1歳3ヶ月)の母です。生後4ヶ月ごろから通っています。乳製品、卵、牛肉を除去中です。最近、大豆が解禁になり、みそやしょうゆが使えるようになったので、ずいぶん楽になりました。始めのころは除去をしているにもかかわらず、原因不明の発疹がでたりし、
精神的においこまれ、かなりつらかったです。このような会でみなさんと話し合う機会を持つことですこしでも不安を解消できれば良いと思っています。同じような悩みをもつみなさんとともにガンバって行きたいです。よろしくお願いします。
 

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